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朧月
徒然ト、目に映ル物・思フ事。結構な確立でネガティブなのはご愛嬌。
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2024-11-23 [Sat]
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2010-07-15 [Thu]
取り残された感覚
流された感覚

どこに、どこへ


持ち去られた感覚
破り捨てられた感覚

なにに、なにが


否、そんなものは全て錯覚にすぎないのだ

どこにも紛れてなどいなかったし
どこにも辿りついてなどいない

なにも持ってなどいなかったし
なにも亡くしてなどいない

0ではじめたのは確かだが
今が1である保証はないし

0で終わるのは絶対だが
ここが1である必要はないのだ


(はじまりもおわりもおなじことだ、と彼は嘯いた)

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2010-06-13 [Sun]
眠らない街は
忙しなくとめどなく回る

休むことがないならば
さぞ腹が減ることだろう

いったい何人の夢を
この街は飲み込んできたのだろう

いったい何人が孤独を
隣人と共有してきたのだろう


空を覆いそうな程のモノに囲まれながら
何もないのだ、この街には
だから、その滑稽さに
僕は涙さえ無くすのだ


(世界の中心とやらは、それは綺麗な空洞で。)
2010-05-20 [Thu]
優しさをはき違えていることを知りながら
それでも未だ止められないんだ

君のため と嘘を吐いた


これで君が奈落の底に沈んだら
その時は
俺を恨んでも いいよ

これ以上 何が出来るわけでもないけど


(ただ満足が欲しかった、あるいは終わらせてほしかったんだ)
2010-04-29 [Thu]

不必要な 仮定 と 証明
「もしも、いつか君が 僕を忘れたくなったら…」




「僕が死ねばいい、それならば」

優しさが 一番 残酷なのだ
それさえも 君は 知らない
何も、 知らない




答え よりも、意味 が 欲しかった。
だから、 手が 離せなかったんだ。




(愛したのは、それだけのことなのに
なんだろう、 この焼け付く程の喪失感は。)
2010-04-22 [Thu]
“聞こえてきたことを、全部 噛み砕ける程 大人でしょうか

食べ残したものは、全部 忘れられる程 子供でしょうか”

Tacica 「神様の椅子」


微妙なバランスで俺たちは生きているね、いつも。
あまりにも不安定すぎるから
ぐらついて、ふらついて
自分のことで一杯一杯で。
大切な何かを見過ごすのだろう。
優しい誰かを傷つけるのだろう。
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