2007-06-14 [Thu]
「平気な顔でかなり無理してたこと
叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光に晒されていった」(C)スピッツ「春の歌」
そんな強さが欲しいと思った
愛も希望も
今はまだ響かないから
格好悪い負け犬のプライドでいいよ
見えなければそれだけでいいよ
がむしゃらで不細工に走っていても
悠然と伏すように
叫びたいのに懸命に微笑んだこと
朝の光に晒されていった」(C)スピッツ「春の歌」
そんな強さが欲しいと思った
愛も希望も
今はまだ響かないから
格好悪い負け犬のプライドでいいよ
見えなければそれだけでいいよ
がむしゃらで不細工に走っていても
悠然と伏すように
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2007-06-10 [Sun]
僕は別段
何処かへ行くつもりはないし
行きたいとも思わないのだけれど
かといって
此処を離れないつもりはないし
抗いたいとも思わないから
結局は流れていって
図らずとも
いつかは何処かに辿り着くのかな
ただ一人流れていって
その先には誰がいるのか
なんて、とても想像なんて出来ないけれど
願わくば 時折でも
あなたの声が聞こえればいい
何処かへ行くつもりはないし
行きたいとも思わないのだけれど
かといって
此処を離れないつもりはないし
抗いたいとも思わないから
結局は流れていって
図らずとも
いつかは何処かに辿り着くのかな
ただ一人流れていって
その先には誰がいるのか
なんて、とても想像なんて出来ないけれど
願わくば 時折でも
あなたの声が聞こえればいい
2007-05-31 [Thu]
玄関を出たところで
重大な忘れ物に気が付いた
俺は慌てて取りに戻る
それが無い世界はあまりにも退屈すぎて
俺は簡単に絶望を抱えてしまうから
これは
感傷的な誇張に満ちた
嘘だってのは知っている
実際の俺は
至極簡単な代用品を
すぐに見つけてしまうから
それなのに
こんな風に大袈裟に言ったのは
それ程に大切だから
どこか褪せていて
重大な意味ばかりを孕んでいるような
数学的な世界は
俺には重すぎる
これは魔法の装置
世界が色付いて
クダラナイもので溢れだす
疲れたらボリュームを上げればいい
そして目を閉じればいい
糸の細さで世界と繋がりながら
違うどこかを漂えばいい
クダラナイ魔法に願う
さり気ない逃避
重大な忘れ物に気が付いた
俺は慌てて取りに戻る
それが無い世界はあまりにも退屈すぎて
俺は簡単に絶望を抱えてしまうから
これは
感傷的な誇張に満ちた
嘘だってのは知っている
実際の俺は
至極簡単な代用品を
すぐに見つけてしまうから
それなのに
こんな風に大袈裟に言ったのは
それ程に大切だから
どこか褪せていて
重大な意味ばかりを孕んでいるような
数学的な世界は
俺には重すぎる
これは魔法の装置
世界が色付いて
クダラナイもので溢れだす
疲れたらボリュームを上げればいい
そして目を閉じればいい
糸の細さで世界と繋がりながら
違うどこかを漂えばいい
クダラナイ魔法に願う
さり気ない逃避
2007-05-27 [Sun]
自分というものを時々見失う
その度に独りを思う
物足りなさを感じていた「独り」への適応
否、回帰と呼ぶべきか
すこぶる楽だと思う
いっそ放っておいて欲しいとさえ思う
花も実もない関係なんて
疲労を誘うだけさ
中身の話じゃなくて
気持ちの問題
宙を彷徨う自分に気付く
自分らしさを失って
外郭との距離だけが重なっていく。
その度に独りを思う
物足りなさを感じていた「独り」への適応
否、回帰と呼ぶべきか
すこぶる楽だと思う
いっそ放っておいて欲しいとさえ思う
花も実もない関係なんて
疲労を誘うだけさ
中身の話じゃなくて
気持ちの問題
宙を彷徨う自分に気付く
自分らしさを失って
外郭との距離だけが重なっていく。
2007-05-16 [Wed]
忙しくても 上手くいかなくても
自信がもてなくても 迷っていても
今日は昨日になり 明日はまた今日になる
会うことは難しくても 思いは届くから
ただそれだけで、明日も生きていられるのだろう
目まぐるしく過ぎていく日々の中で
それでも思い出してくれたその有難さは
何にも変えがたく 誇らしい。
つかず離れずな関係なんてない
今はそう思う
離れた分近づいて
抑えすぎた分離れるのだ
君とだけは それでいいと思う
気に入らなければ すぐに逃げ去ってしまう様な
そんなところでさえ、似ているという俺等だから
今でもまだ、お互いに届く距離に居る
それだけで十分だと思うんだ
誰が見てもくだらないもの
それが宝物
特別な言葉など何ひとつ無くとも
今日、君から届いたこの手紙は
きっと死ぬまで棄てられない
自信がもてなくても 迷っていても
今日は昨日になり 明日はまた今日になる
会うことは難しくても 思いは届くから
ただそれだけで、明日も生きていられるのだろう
目まぐるしく過ぎていく日々の中で
それでも思い出してくれたその有難さは
何にも変えがたく 誇らしい。
つかず離れずな関係なんてない
今はそう思う
離れた分近づいて
抑えすぎた分離れるのだ
君とだけは それでいいと思う
気に入らなければ すぐに逃げ去ってしまう様な
そんなところでさえ、似ているという俺等だから
今でもまだ、お互いに届く距離に居る
それだけで十分だと思うんだ
誰が見てもくだらないもの
それが宝物
特別な言葉など何ひとつ無くとも
今日、君から届いたこの手紙は
きっと死ぬまで棄てられない