NO TITLE

足元に貼りついて剥がれない黒い影に
「証明」と名付けたら独りじゃなくなった

息が切れて脈打つ鼓動を
「存在」と呼んだら泣きたくなった

痩せ我慢の孤独に憧れても
生き急ぐことをやめられなても
こんなにも俺は生きている

どうしようもないくらい
闇雲に生きている

息だけでは生きると呼べない

明日世界が終わったって
多分後悔はしないのだけど
明日君がいなかったら
それはきっと哀しいのだろう

一瞬で消える包括的な別れなどに興味はないけれど
少しずつ削られていくサヨナラには堪え難い

君を忘れて尚息をするその憤懣なイキモノを
強いと知れども俺は
讃えることなど出来はしないから

ネガ＊ハイ

いや～寒いですね。
夏の方が気温自体が高い分、気分的に鬱陶しいはずなのに冬のバカップルの方がウザいのはなんででしょうね～
あぁ、会話の糖度と密着度が増すからですか、そうですか。
世の中の幸せな人なんて皆転べ（最低）

つーわけで、この上なくネガティブっぽいですが、これが通常状態です。むしろ絶好調です（オイ）
つっても、自分もまぁまぁ現状いい感じなので自爆ですけどね。先週階段から落ちたので許してください（え）

この前の日記でも書きましたが師走ですね～
年の瀬ですね～グッバイ2006年！
こんなでも来年二十歳になるらしいですよ。
ありえないですね、アンビリーバブル。
大人の階段すら滑り落ちそうです。
昇れない昇れない、子供特有のピュアなハートだけはダダ漏れ。

そこはかとなくテンション高いね。
きっと鼻炎で酸欠だからだよ、コルゲンください。

ついでにクリスマスも仕事ですよ、教育業にんなもんねぇよ。
今年1年の象徴のような年末に乾杯。
本気のネガティブになる前に退却ーーーー

濁色ブラインド

紫重い雲　青ざめて光る月
星は同じ速度で逃げる
届かないほど遠い
そんなこと知っている
もう何度となく手を伸ばしたさ
厭きてしまうほど

地上のレプリカの星達は
吐き気がするくらい眩しくて
十二月の夢もさめてしまった

願うことは愚かではない
ただ　叶わないと気付くことが悲しいだけ

鎖も朽ちて

同じことを笑うこと
自己意志で妥協すること
無理矢理な協調性
垣間見せる消極性

太陽の擬態
虚勢を張る手負いの獣
飼い犬を装う鏡を
叩き割るまでのモラトリアム