2006-10-22 [Sun]
空ききった休日の電車
たった一人で腰掛ける長椅子
聴くともなく耳を浸す旋律見るともなく目に写す町並み
身体の中心 奥深く何かが
滲むようにそっと震えた
たった一人で腰掛ける長椅子
聴くともなく耳を浸す旋律見るともなく目に写す町並み
身体の中心 奥深く何かが
滲むようにそっと震えた
2006-10-20 [Fri]
半ば衝動に駆られるように本を買っている
鈍い頭痛を伴う嫌悪感は日々増していくばかりで
一向にその捌け口は見つからない
この苛立ちがいったい何に起因するのか俺には解らない
あの人の体たらくか
自身の卑小さか
或いはそれ以外
どうせ晴れぬ憂さならば
いっそ積み重ねられた束と一緒に
昇華されてしまえばいいのに
鈍い頭痛を伴う嫌悪感は日々増していくばかりで
一向にその捌け口は見つからない
この苛立ちがいったい何に起因するのか俺には解らない
あの人の体たらくか
自身の卑小さか
或いはそれ以外
どうせ晴れぬ憂さならば
いっそ積み重ねられた束と一緒に
昇華されてしまえばいいのに
2006-10-16 [Mon]
親愛や敬愛、そして友愛
そんな様なものを掻き混ぜて
出来るのは透明な狂気
もとより自分なんて愛せなくて
与え続けないと生きれないから
自分以外のためにこの身はすり減らしているけれど
果てなく零れていく不様な感情
それを仕方ないと吐き棄てる怠慢
そんな様なものを掻き混ぜて
出来るのは透明な狂気
もとより自分なんて愛せなくて
与え続けないと生きれないから
自分以外のためにこの身はすり減らしているけれど
果てなく零れていく不様な感情
それを仕方ないと吐き棄てる怠慢
2006-10-11 [Wed]
直線距離にして10m程度
声を張り上げれば届きそうなその距離が
背を向けたままで気付かれないこの祈りが
堪らなくもどかしかった
君もアンタも
どうしようもない俺に
生きているのだと気付かせてくれる
この場所に繋ぎとめてくれる
アンタ達がいるから
どんなに疲れても
どんなに苦しくても
明日もまた生きようと思えるんだ
声を張り上げれば届きそうなその距離が
背を向けたままで気付かれないこの祈りが
堪らなくもどかしかった
君もアンタも
どうしようもない俺に
生きているのだと気付かせてくれる
この場所に繋ぎとめてくれる
アンタ達がいるから
どんなに疲れても
どんなに苦しくても
明日もまた生きようと思えるんだ