パートナー

汗ばむ季節に　重く黒い雲に
吹き抜ける風よりも
何故か　君の掌が恋しくて

暮れていく空に 灯っていく星に
晴れ渡る空よりも
俺は　君の横顔が見たかった

幼い夢

「生きる」ということは
「変わる」ということ
変化を疎めば　何になるのか
　
永遠を望むんじゃなく
ただ　このままで死にたいだけ
　
最後の何かを失う前に
足りない何かを見つける前に
生きることを知る前に
　
透明な青になりたい

嗚呼、アンタにとって邪魔なだけ

今此処にある想い
白は溶ける　紅は滲む
　
こんなにも酸素に焦がれているのに
それなのにアンタに会うことを躊躇うのは
きっと　輪郭が覚束ないからだ
　
濁りきって　不確かすぎる自分は
ただ　霞むような今に
声をあげずに泣いている

容されることに甘えて、依存しきった俺は
覚醒しつつある痛覚を　甘受すべく目を閉じた

どうせ、どうせ

見る限り凹凸線　行くだけの放物線
世界は孕むものが多すぎる
　
掻い潜って侯　横切って朦朧
此処が何処だか解るかい？
　
泣き喚いて侯　愛数えて胎動
どうせ、誰も知りゃしないんだ。

ウキヨイ

抜け出した退屈の先は
もっと詰まらない場所でした

暇つぶしとは云いますが、殺す時間すらないのです

一日が25時間あったなら、少しはアンタに会えるのでしょうか。

考えても意味の無いこと。一日の長さも、回る速さも変わってはいるらしいけど、最終的に俺が生きてる間じゃどうというわけでもない。