2008-01-06 [Sun]
時々、馬鹿げているとは知りながらも
「俺はもう死んでいるのかもしれない」と考える
此処にあるのは魂だとか思念だとかそんな呼び方をされている彼で
本当の俺はと言えば、此処に辿り着く何処かの過程に置き去りにされているのだと
けれども其れと本物の俺の間には
人と猿ほどの違いもありはしないから
俺は落っことしてきたという事実に気づけないのだ
例えば今この瞬間が夢だとして
誰がそのことを親切にも教えてくれようか
何から何まで一つ残らず其れの支配下にあって
八方塞がりもいいところなのに
そもそも俺自体が
大人だとか子どもだとかそんな単純なラベルでさえ認めないような
よく分からないモノで出来ている
だから結局
嘘も本当も
夢も現実も
この脳が判を捺すままに信じてきたのだ
それを今更疑うなんて出来るわけがない
そもそも疑うという行為自体が
当の脳無しには成り立たないのだから不毛この上ない
つまり俺は騙されているかもしれないという吐き気を催す様な気分の悪さを抱えたまま生きていくしかないのだ
「俺はもう死んでいるのかもしれない」と考える
此処にあるのは魂だとか思念だとかそんな呼び方をされている彼で
本当の俺はと言えば、此処に辿り着く何処かの過程に置き去りにされているのだと
けれども其れと本物の俺の間には
人と猿ほどの違いもありはしないから
俺は落っことしてきたという事実に気づけないのだ
例えば今この瞬間が夢だとして
誰がそのことを親切にも教えてくれようか
何から何まで一つ残らず其れの支配下にあって
八方塞がりもいいところなのに
そもそも俺自体が
大人だとか子どもだとかそんな単純なラベルでさえ認めないような
よく分からないモノで出来ている
だから結局
嘘も本当も
夢も現実も
この脳が判を捺すままに信じてきたのだ
それを今更疑うなんて出来るわけがない
そもそも疑うという行為自体が
当の脳無しには成り立たないのだから不毛この上ない
つまり俺は騙されているかもしれないという吐き気を催す様な気分の悪さを抱えたまま生きていくしかないのだ
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