2009-07-17 [Fri]
それを見ただけで涙が溢れた
理由は分からない、分かりたくもない
うまく言葉に出来ない
正しい形を捉えられない
それは余すことなく俺の中にあるのに
その輪郭を
ただ単純に美しいと思った
その輪郭に
ただ触れたいと願った
出会ったことも無いはずなのに
懐かしい、と心が泣いた
サヨナラも言う前に、サヨナラしたのに
それを見ただけで涙が溢れた
理由は分からない、分かるはずもない
これじゃあ、まるで
余りにも
(出会う前から終わっている運命だってある。そのことを俺だけが知っている)
理由は分からない、分かりたくもない
うまく言葉に出来ない
正しい形を捉えられない
それは余すことなく俺の中にあるのに
その輪郭を
ただ単純に美しいと思った
その輪郭に
ただ触れたいと願った
出会ったことも無いはずなのに
懐かしい、と心が泣いた
サヨナラも言う前に、サヨナラしたのに
それを見ただけで涙が溢れた
理由は分からない、分かるはずもない
これじゃあ、まるで
余りにも
(出会う前から終わっている運命だってある。そのことを俺だけが知っている)
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2009-07-13 [Mon]
現実の97%は、嘘と思い込みで出来てると思っている。
普遍性と不変性を持たないものは真実と呼べないのだから。
とりわけ人間の世界なんてものは、「本当」なんていう嘘が幅を利かせていて始末に終えない。
人は言葉なしに何かを知ることはできない。
でも、言葉なしに感じることはできる。
すべてのノンバーバルが実は雄弁に語っている。
いつだって嘘を吐くのは言葉で、言葉以外は嘘がつけないんだ。
そして、言葉なんて物はその実、この世界のほんの少ししか表しちゃいないんだ。
(だから、いっそ信じたいように信じればいいじゃないか。
「本当」も「嘘」も単なる解釈でしかないのだから。)
普遍性と不変性を持たないものは真実と呼べないのだから。
とりわけ人間の世界なんてものは、「本当」なんていう嘘が幅を利かせていて始末に終えない。
人は言葉なしに何かを知ることはできない。
でも、言葉なしに感じることはできる。
すべてのノンバーバルが実は雄弁に語っている。
いつだって嘘を吐くのは言葉で、言葉以外は嘘がつけないんだ。
そして、言葉なんて物はその実、この世界のほんの少ししか表しちゃいないんだ。
(だから、いっそ信じたいように信じればいいじゃないか。
「本当」も「嘘」も単なる解釈でしかないのだから。)
2009-07-12 [Sun]
「それじゃまるで本当に病気みたいだ」
そう考えて、ふと思った
どこからが病気なのだろう
どこまでが病気じゃないのだろう
いったい、どれを狂気と呼び
そして、どれを正気と呼べるのだろう
何が正常で、何が異常なのか
そんな事はわからない
何が何だかもう、わからないな。
その存在を教えてほしい
「正しさ」なんてものが、未だ在ると言うのなら。
いま理由(わけ)を与えてほしい
生きていくことに、何か意味があるのなら。
正しさはどこまでも善良。
けれどその正しさが、時に死に至る病になるのだ。
だって、狂気を嫌うその潔癖さもまた等しく病的なのだから。
そう考えて、ふと思った
どこからが病気なのだろう
どこまでが病気じゃないのだろう
いったい、どれを狂気と呼び
そして、どれを正気と呼べるのだろう
何が正常で、何が異常なのか
そんな事はわからない
何が何だかもう、わからないな。
その存在を教えてほしい
「正しさ」なんてものが、未だ在ると言うのなら。
いま理由(わけ)を与えてほしい
生きていくことに、何か意味があるのなら。
正しさはどこまでも善良。
けれどその正しさが、時に死に至る病になるのだ。
だって、狂気を嫌うその潔癖さもまた等しく病的なのだから。
2009-07-10 [Fri]
もしも明日、目が覚めなかったとしたら
それはとても残念なことで
しかしとても幸運なことかもしれない。
いつかくるその日が、もしも明日なのだとすれば
俺は俺以外の何一つを失わずにすむから。
君の為に生きようと思うこと、俺の為に死のうと思うこと
そのどちらもが等しく本当で、そのどちらでもあれたらと願っている。
矛盾していることには気づいてる。
けれど、割り切れないことだってあるだろう?
きっと、人が思うよりずっと、俺は我儘で自己中心的なんだ。
これ以上傷つかないやり方を、いつだって探している。
(どうしてだろう。「生きる」ことだけが、どうやったって上手くいかないんだ。)
それはとても残念なことで
しかしとても幸運なことかもしれない。
いつかくるその日が、もしも明日なのだとすれば
俺は俺以外の何一つを失わずにすむから。
君の為に生きようと思うこと、俺の為に死のうと思うこと
そのどちらもが等しく本当で、そのどちらでもあれたらと願っている。
矛盾していることには気づいてる。
けれど、割り切れないことだってあるだろう?
きっと、人が思うよりずっと、俺は我儘で自己中心的なんだ。
これ以上傷つかないやり方を、いつだって探している。
(どうしてだろう。「生きる」ことだけが、どうやったって上手くいかないんだ。)
2009-07-08 [Wed]
時々、自分が酷く曖昧な存在であることを唐突に自覚する事がある。
それは例えば
揺れる電車の中であったり
騒つく講義室の席であったり
息を切らし走らせる自転車の上であったりする。
ここに居て、本当は何処にも居ないような
現実と呼ばれる何かが、足元から溶けるような
不安定で不確かな感覚。
人はいつか必ず死ぬ。
どれだけ神に近づこうとも
人の致死率は変わらず1のままで
0.5にも0にもならない。
いつか居なくなることと
今存在しないことに
果たして、どれほどの違いがあるだろうか。
生まれたことに意味があるだなんて
そんなことは単なる詭弁だ。
死ぬことは必然でも、生まれたことは偶然。
それは言うなれば、雨が降ることと似ている。
人はいつか死ぬ
間違いなく、必ず。
そして、それはきっと
地球にとっては欠伸をするほどの間もないような、一寸先のこと。
その時には、私が存在したことを知る者など一人もいない。
どう生きることも、結局は自己満足でしかないのだ。
(こういう生き方しかできない私をあなたは憐れむ。
あなただっていつかは、同じ0に還るのに。)
それは例えば
揺れる電車の中であったり
騒つく講義室の席であったり
息を切らし走らせる自転車の上であったりする。
ここに居て、本当は何処にも居ないような
現実と呼ばれる何かが、足元から溶けるような
不安定で不確かな感覚。
人はいつか必ず死ぬ。
どれだけ神に近づこうとも
人の致死率は変わらず1のままで
0.5にも0にもならない。
いつか居なくなることと
今存在しないことに
果たして、どれほどの違いがあるだろうか。
生まれたことに意味があるだなんて
そんなことは単なる詭弁だ。
死ぬことは必然でも、生まれたことは偶然。
それは言うなれば、雨が降ることと似ている。
人はいつか死ぬ
間違いなく、必ず。
そして、それはきっと
地球にとっては欠伸をするほどの間もないような、一寸先のこと。
その時には、私が存在したことを知る者など一人もいない。
どう生きることも、結局は自己満足でしかないのだ。
(こういう生き方しかできない私をあなたは憐れむ。
あなただっていつかは、同じ0に還るのに。)