2009-02-01 [Sun]
2009-01-21 [Wed]
一体誰になら
この思いを吐き出せるのだろう。
一体誰になら
この手を伸ばせるのだろう。
何度も打ち込んでは
消去を繰り返す
「たすけて」の四文字を
本当は
誰に伝えたいのだろう。
きっと誰もが
分かち合えない孤独を
その胸に抱えている
誰にも触れられない
塞がらない傷と一緒に
舐めあえる傷など
まだ優しい
自分でさえ容易には届かぬ程の
暗く深い奥底に
こびり付いて剥がれない
そんな傷が
俺の中でも疼いている。
誰の手もとらせまいと
孤独だけと寄り添っている。
分かり合いたいといくら叫んでも
その願いは叶わない
孤独が孤独である限りは。
この思いを吐き出せるのだろう。
一体誰になら
この手を伸ばせるのだろう。
何度も打ち込んでは
消去を繰り返す
「たすけて」の四文字を
本当は
誰に伝えたいのだろう。
きっと誰もが
分かち合えない孤独を
その胸に抱えている
誰にも触れられない
塞がらない傷と一緒に
舐めあえる傷など
まだ優しい
自分でさえ容易には届かぬ程の
暗く深い奥底に
こびり付いて剥がれない
そんな傷が
俺の中でも疼いている。
誰の手もとらせまいと
孤独だけと寄り添っている。
分かり合いたいといくら叫んでも
その願いは叶わない
孤独が孤独である限りは。
2009-01-21 [Wed]
ずっと「何にも属さない」ままで居たかったのだろう
ずっと「何でもない」ままで。
そうあることに限界を感じている今。
既に無理なのだと分かってはいる。
ただ諦めきれないだけなんだ
俺はずるくて弱いから。
ずっと「誰かを救いたい」と思っていた
「誰かを守れるくらい強くなれたら」と。
本当はずっと「救われたかった」んだ
他でもない俺自身が。
誰かを救うことが出来たら
どうしようもない自分も
救えるような気がして
ずっと藻掻いていたんだ。
結局のところ、何年経っても
誰も救えないままの俺は
今も未だ
自分さえも救えずにいる
ずっと「何でもない」ままで。
そうあることに限界を感じている今。
既に無理なのだと分かってはいる。
ただ諦めきれないだけなんだ
俺はずるくて弱いから。
ずっと「誰かを救いたい」と思っていた
「誰かを守れるくらい強くなれたら」と。
本当はずっと「救われたかった」んだ
他でもない俺自身が。
誰かを救うことが出来たら
どうしようもない自分も
救えるような気がして
ずっと藻掻いていたんだ。
結局のところ、何年経っても
誰も救えないままの俺は
今も未だ
自分さえも救えずにいる
2009-01-05 [Mon]
新年明けましておめでとうございます。
おめでたいと言いながら、さっそくメランコリー。
年は新たに廻るのに、この国ってやつは変わりませんね。
まぁ、当然か。
たかが一分一秒で、そう何もかもかわりゃしない。
でも、何千年経ったって変わらない気がするのは消極的すぎなのかな。
RADじゃないけれど、こんな世界なら見たくなかった。
見せたくもない、俺たち一体何を残せるんでしょうね。
ニュースになろうがなるまいが、毎日どこかで人が死んでいる。
それは自然の摂理で、生まれた日からの確約で。
だけど「こんな方法はやだなぁ」って、そんな死が溢れすぎなんじゃない?
天国の門も地獄の門もきっと大忙しだね、開きっぱなしだ。
身近に人の死を感じるたびに思い出すんです。
「生き難いね」と笑っていた彼女のこと
「生きて」と繰り返し歌うたびに思い出す
きっと、どこかでまだ待ってる
また何気なく「元気?」って聞かれるんじゃないかって
「もう会えない」って
何度も反芻したけど
上手くはいかないみたいだ
この鈍い苦しさが
彼女の生きた意味だというのなら
抱えていってもいいと思う
優しすぎた彼女がくれた悲しみごと
たとえその重さに目が眩み、ぐらつく時があろうとも
たとえ今はもう、涙も出ない思い出でも。
2008-12-14 [Sun]
音楽は素晴らしい
音楽は優しい
この小さな箱さえあれば
僕は僕であることを取り戻す
この黒いラインさえあれば
生きていくに十分な希望は届く
他者を拒む僕を
救うのは幾つかのメロディ
ぬるま湯で溺れる僕を
掬うのは朧気なセンテンス
短調も長調も絡み合って響く
クレッシェンドよりも強く
フラットのように軽やかに揺れる
生きているから歌うのではなく
歌うからまだ生きている
音楽に生かされている
音楽は優しい
この小さな箱さえあれば
僕は僕であることを取り戻す
この黒いラインさえあれば
生きていくに十分な希望は届く
他者を拒む僕を
救うのは幾つかのメロディ
ぬるま湯で溺れる僕を
掬うのは朧気なセンテンス
短調も長調も絡み合って響く
クレッシェンドよりも強く
フラットのように軽やかに揺れる
生きているから歌うのではなく
歌うからまだ生きている
音楽に生かされている