2009-01-05 [Mon]
新年明けましておめでとうございます。
おめでたいと言いながら、さっそくメランコリー。
年は新たに廻るのに、この国ってやつは変わりませんね。
まぁ、当然か。
たかが一分一秒で、そう何もかもかわりゃしない。
でも、何千年経ったって変わらない気がするのは消極的すぎなのかな。
RADじゃないけれど、こんな世界なら見たくなかった。
見せたくもない、俺たち一体何を残せるんでしょうね。
ニュースになろうがなるまいが、毎日どこかで人が死んでいる。
それは自然の摂理で、生まれた日からの確約で。
だけど「こんな方法はやだなぁ」って、そんな死が溢れすぎなんじゃない?
天国の門も地獄の門もきっと大忙しだね、開きっぱなしだ。
身近に人の死を感じるたびに思い出すんです。
「生き難いね」と笑っていた彼女のこと
「生きて」と繰り返し歌うたびに思い出す
きっと、どこかでまだ待ってる
また何気なく「元気?」って聞かれるんじゃないかって
「もう会えない」って
何度も反芻したけど
上手くはいかないみたいだ
この鈍い苦しさが
彼女の生きた意味だというのなら
抱えていってもいいと思う
優しすぎた彼女がくれた悲しみごと
たとえその重さに目が眩み、ぐらつく時があろうとも
たとえ今はもう、涙も出ない思い出でも。
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