2008-05-03 [Sat]
2008-04-21 [Mon]
人は誰しも何らかの信仰を持っている
イエス・キリストならキリスト教を
ムハンマドならイスラム教を
ブッダなら仏教を
神なんて居ないと思うなら無神論を
不思議などありえないなら科学を
それぞれ自由に信じている
かく言う俺はどうなのか
神なんて信じない
と言うよりもむしろどうでもいい
好き勝手してくれりゃいいさ
運命だろうが偶然だろうが
意味のないことだ
強くこの胸に響いて
救いになるモノがそれならば
俺は間違いなく言葉信者なのだろう
例えば
手放せないウォークマンの中
例えば
立ち寄った店の有線
例えば
アンタの何気ない一言
共通性も普遍性もない
それらが纏まって心の枷を緩める
地獄も天国も輪廻もカルマも
勝手に選べばいい
死に逝く後に何かを求めたりなんてしない
生まれる前を恨んだりなんてしない
俺は俺でしかなく
俺以上でも以下でもない
俺の他には何も持てないし
誰かを持てたりもしない
ただ解り合いたいと思うことにだけ意義があり
価値がある
ただその為に紡がれた言葉にだけ命があり
意味がある
イエス・キリストならキリスト教を
ムハンマドならイスラム教を
ブッダなら仏教を
神なんて居ないと思うなら無神論を
不思議などありえないなら科学を
それぞれ自由に信じている
かく言う俺はどうなのか
神なんて信じない
と言うよりもむしろどうでもいい
好き勝手してくれりゃいいさ
運命だろうが偶然だろうが
意味のないことだ
強くこの胸に響いて
救いになるモノがそれならば
俺は間違いなく言葉信者なのだろう
例えば
手放せないウォークマンの中
例えば
立ち寄った店の有線
例えば
アンタの何気ない一言
共通性も普遍性もない
それらが纏まって心の枷を緩める
地獄も天国も輪廻もカルマも
勝手に選べばいい
死に逝く後に何かを求めたりなんてしない
生まれる前を恨んだりなんてしない
俺は俺でしかなく
俺以上でも以下でもない
俺の他には何も持てないし
誰かを持てたりもしない
ただ解り合いたいと思うことにだけ意義があり
価値がある
ただその為に紡がれた言葉にだけ命があり
意味がある
2008-04-19 [Sat]
「簡単なことなんだ―――ものは心で見る。
肝心なことは目では見えない。
人間たちはこういう真理を忘れてる。
でも君は忘れちゃいけない。
飼い慣らしたものには、いつだって、君は責任がある。」
(サンテグジュペリ作「星の王子さま」池澤夏樹訳より)
霧乃との交換企画第3弾・テムズ君。
見た目はまるっきし悪魔なのに、温和で優しく苦労人という彼は、なんとも親しみがわくのだけど、いかんせん描くのに苦労しました。
見た目と中身にギャップのあるテムズ君の、「中身の柔らかさ」をどのように表現しようかと苦心した末、「プチでいこう」という結果にあいなりました。
これが完成するまでに2枚のボツがあったりします。
当初はちゃんと頭身のある絵で描くはずでした…(苦笑
上の文は名作「星の王子さま」の名場面「キツネと王子さまの別れ」のシーンより。
この文章もまた、彼の「柔らかさ」を表現したかった仰の小細工ですね(苦笑
「星の王子さま」は、胸に刺さるシーン・名言が多い作品ですが、
特に好きなシーンです。
訳本も数種類ありますが、集英社文庫の訳が個人的には好みです。
なんて、偶には真面目に解説を。
2008-04-13 [Sun]
新学期が始まりました。
なんともハードすぎるスケジュールを自らくんでしまった訳で。
いつまで経っても、何が変わっても
結局、俺は「生き急ぐ」ことを止められない。
捨てられない者がひとり増えて
捨てられない手紙がひとつ増えて
捨てられない実感を手に入れた
色んなモノを破り捨てて
色んな人も振り払って
全部、全部
本当は、そんな風に生きてみたかった
けれど
紛れ込んだモノは温かくて
しがみ付く人はこんなにも優しい
今は
悲しい人になりたいと思う
悲しいぐらい優しい人に
「アンタが楽しけりゃそれだけでいいよ」って
奥底から言えるような人
泣ける人になりたいと思う
誰かのために泣ける人に
「泣き方が分からないんだ」って
笑いながら泣けるような人
生き急ぐことをやめられないなら
強く、遠くまで。
なんともハードすぎるスケジュールを自らくんでしまった訳で。
いつまで経っても、何が変わっても
結局、俺は「生き急ぐ」ことを止められない。
捨てられない者がひとり増えて
捨てられない手紙がひとつ増えて
捨てられない実感を手に入れた
色んなモノを破り捨てて
色んな人も振り払って
全部、全部
本当は、そんな風に生きてみたかった
けれど
紛れ込んだモノは温かくて
しがみ付く人はこんなにも優しい
今は
悲しい人になりたいと思う
悲しいぐらい優しい人に
「アンタが楽しけりゃそれだけでいいよ」って
奥底から言えるような人
泣ける人になりたいと思う
誰かのために泣ける人に
「泣き方が分からないんだ」って
笑いながら泣けるような人
生き急ぐことをやめられないなら
強く、遠くまで。