2009-06-22 [Mon]
俺がこの世界から消える前に
俺の持つ出来るだけ多くを、君に送りたいと思う
君が残されたこの世界で
君の両手いっぱいの何かが
滑り落ちた俺を誤魔化してくれるように
それでも君は優しいから
俺の名前を何度も呼んでは
夜の静寂に泣くのだろう
たとえ、それが愛された証だとしても
君の心を閉ざしてしまうなら
そんなものは、忘れてしまえばいい
(どうか、愛しい君が夜に怯えたりしませんように。
俺のために泣かなくたっていいから)
Side:L→S/Side:S→L
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