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朧月
徒然ト、目に映ル物・思フ事。結構な確立でネガティブなのはご愛嬌。
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2024-11-27 [Wed]
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2010-06-13 [Sun]
眠らない街は
忙しなくとめどなく回る

休むことがないならば
さぞ腹が減ることだろう

いったい何人の夢を
この街は飲み込んできたのだろう

いったい何人が孤独を
隣人と共有してきたのだろう


空を覆いそうな程のモノに囲まれながら
何もないのだ、この街には
だから、その滑稽さに
僕は涙さえ無くすのだ


(世界の中心とやらは、それは綺麗な空洞で。)
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2010-05-20 [Thu]
優しさをはき違えていることを知りながら
それでも未だ止められないんだ

君のため と嘘を吐いた


これで君が奈落の底に沈んだら
その時は
俺を恨んでも いいよ

これ以上 何が出来るわけでもないけど


(ただ満足が欲しかった、あるいは終わらせてほしかったんだ)
2010-04-29 [Thu]

不必要な 仮定 と 証明
「もしも、いつか君が 僕を忘れたくなったら…」




「僕が死ねばいい、それならば」

優しさが 一番 残酷なのだ
それさえも 君は 知らない
何も、 知らない




答え よりも、意味 が 欲しかった。
だから、 手が 離せなかったんだ。




(愛したのは、それだけのことなのに
なんだろう、 この焼け付く程の喪失感は。)
2010-04-08 [Thu]
世界のために戦えるほど
世界は優しかっただろうか
世界のために死ねるほど
世界は愛してくれただろうか


慰めが欲しかったわけじゃない ただ側にいて欲しかった
(こんなにも弱い僕の)
愛して欲しかったわけじゃない ただ気づいて欲しかった
(こんなにも醜い僕に)


けれど、
それを理由に出来るほど
僕は僕を愛してはいなかったんだ。


(そう、これはライオンのジレンマ。孤高という名の檻)
2010-04-08 [Thu]
こんなぼくらでも
いつか大人になる日が来るのなら
小さな灯を燈して欲しい
ささやかな花を手向けて欲しい
ちいさなぼくが生きた証に


青く甘くやわらかく、ほろ苦い日々に惜別を。
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