2010-06-13 [Sun]
眠らない街は
忙しなくとめどなく回る
休むことがないならば
さぞ腹が減ることだろう
いったい何人の夢を
この街は飲み込んできたのだろう
いったい何人が孤独を
隣人と共有してきたのだろう
空を覆いそうな程のモノに囲まれながら
何もないのだ、この街には
だから、その滑稽さに
僕は涙さえ無くすのだ
(世界の中心とやらは、それは綺麗な空洞で。)
忙しなくとめどなく回る
休むことがないならば
さぞ腹が減ることだろう
いったい何人の夢を
この街は飲み込んできたのだろう
いったい何人が孤独を
隣人と共有してきたのだろう
空を覆いそうな程のモノに囲まれながら
何もないのだ、この街には
だから、その滑稽さに
僕は涙さえ無くすのだ
(世界の中心とやらは、それは綺麗な空洞で。)
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2010-05-20 [Thu]
優しさをはき違えていることを知りながら
それでも未だ止められないんだ
君のため と嘘を吐いた
これで君が奈落の底に沈んだら
その時は
俺を恨んでも いいよ
これ以上 何が出来るわけでもないけど
(ただ満足が欲しかった、あるいは終わらせてほしかったんだ)
それでも未だ止められないんだ
君のため と嘘を吐いた
これで君が奈落の底に沈んだら
その時は
俺を恨んでも いいよ
これ以上 何が出来るわけでもないけど
(ただ満足が欲しかった、あるいは終わらせてほしかったんだ)
2010-04-29 [Thu]
不必要な 仮定 と 証明
「もしも、いつか君が 僕を忘れたくなったら…」
「もしも、いつか君が 僕を忘れたくなったら…」
「僕が死ねばいい、それならば」
優しさが 一番 残酷なのだ
それさえも 君は 知らない
何も、 知らない
それさえも 君は 知らない
何も、 知らない
答え よりも、意味 が 欲しかった。
だから、 手が 離せなかったんだ。
だから、 手が 離せなかったんだ。
(愛したのは、それだけのことなのに
なんだろう、 この焼け付く程の喪失感は。)
2010-04-08 [Thu]
世界のために戦えるほど
世界は優しかっただろうか
世界のために死ねるほど
世界は愛してくれただろうか
慰めが欲しかったわけじゃない ただ側にいて欲しかった
(こんなにも弱い僕の)
愛して欲しかったわけじゃない ただ気づいて欲しかった
(こんなにも醜い僕に)
けれど、
それを理由に出来るほど
僕は僕を愛してはいなかったんだ。
(そう、これはライオンのジレンマ。孤高という名の檻)
世界は優しかっただろうか
世界のために死ねるほど
世界は愛してくれただろうか
慰めが欲しかったわけじゃない ただ側にいて欲しかった
(こんなにも弱い僕の)
愛して欲しかったわけじゃない ただ気づいて欲しかった
(こんなにも醜い僕に)
けれど、
それを理由に出来るほど
僕は僕を愛してはいなかったんだ。
(そう、これはライオンのジレンマ。孤高という名の檻)
2010-04-08 [Thu]
こんなぼくらでも
いつか大人になる日が来るのなら
小さな灯を燈して欲しい
ささやかな花を手向けて欲しい
ちいさなぼくが生きた証に
青く甘くやわらかく、ほろ苦い日々に惜別を。
いつか大人になる日が来るのなら
小さな灯を燈して欲しい
ささやかな花を手向けて欲しい
ちいさなぼくが生きた証に
青く甘くやわらかく、ほろ苦い日々に惜別を。