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朧月
徒然ト、目に映ル物・思フ事。結構な確立でネガティブなのはご愛嬌。
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2024-11-27 [Wed]
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2009-11-16 [Mon]


夜が過ぎては朝がやって来る
今日が昨日になって明日が今日になる

草を食んだ君は僕に食べられて
そうした僕はいつか草を育むだろう

そんな毎日は、
終わりのはじまりなのかな
はじまりの終わりなのかな

だけど、
ぐるぐる回ってるんじゃなくて
ぐらぐら揺れているんだよ

だからおぼつかない足取りで
ステージから転がり落ちてしまうんだ

(1と0の連鎖 この世界ではなにもかもが
はじまりも終わりも同じことだ)

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2009-10-22 [Thu]
流星群を見つけたくて
上を向いたまま帰った


このままずっと上を向いていれば
いつか骨が錆付いて、
前を向くことをを忘れてしまうような気がして




だけど、それってなんか素敵だと思った





覚束ない足取りのまま
落ちる星を探して歩いた


願うようなことは何ひとつなかった
唱える詞を知らなくても流れ星は探せるから
叶えたい何かが欲しいと呟いた




だけど、そのことが少しだけ寂しいと思った


(だから待っていたんだ。期待することは、失望することと同じだと信じている僕には、端から星なんて見えないのに)
2009-10-18 [Sun]
きれいなものが 必ずしも
好きなものではないように

善なるものが すべからく
愛されるわけではないのだと思う


そもそも
「だから」 なんて言葉に
意味なんてないのかもしれない


きれい だから 好きなんじゃなくて
善い人 だから 大切なんじゃなくて




たぶん そんなことは 結局
後付けの言い訳 でしかないんだよ




「君のこと が 好きだよ」




それは 君が
優しいから でも
可愛いから でも  なくて



そんな ちっぽけなこと
なんかじゃなくて



「君が 君である」 それ自体
きっと、そういうことなんだ




(だから 君を嫌いになるのって、本当にとても難しいんだよ)

2009-10-12 [Mon]
不意に壊れていることに気づく





喉から零れる様な声は
笑っているのか

それとも、泣いているのか









嗚呼、現実はひどく遠い。

















ただ、美しい言葉に焦がれている





胸を掻き乱す様な思いは
悦んでいるのか

それとも、哀しんでいるのか










嗚呼、これはまさしく恋だ。







(ひつようのない ぼくには、いみのない ものが たいせつで)


2009-10-02 [Fri]
俺は
君のことを 何も知らない

君も
俺のことを 何も知らない


声は聞こえたフリ
手は届いたつもり

そんな誤魔化しだけで
傍にいられる
今日


俺は好きなフリで
君は優しいつもり

こんな偽りだけで
繋がれていると思っていた
昨日


 (だけど、愛だの恋だのなんて突き詰めればみんな、勘違いみたいなもんじゃないか。そうだろう?)
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