2008-01-21 [Mon]
生きるための術は難しくなんてない
生きること自体が難しいのだ
信仰とは麻酔のようなものだ
生まれいづる悩みを誤魔化すための
だから、信じる者は救われるのだ
どちらが善いとか
どちらが悪いなど
言うつもりはない
生き方が違うだけ
綺麗事は裏切る
皮肉は虚しい
どちらも使いよう
理想の反対は現実ではない
希望の反対は絶望ではない
すべては同じもの
生きること自体が難しいのだ
信仰とは麻酔のようなものだ
生まれいづる悩みを誤魔化すための
だから、信じる者は救われるのだ
どちらが善いとか
どちらが悪いなど
言うつもりはない
生き方が違うだけ
綺麗事は裏切る
皮肉は虚しい
どちらも使いよう
理想の反対は現実ではない
希望の反対は絶望ではない
すべては同じもの
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2008-01-10 [Thu]
自分を追いつめることなど簡単だ
ほんの少し足元を見ればいい
笑っちゃうような深淵が
ぽっかりと口を開けて待っている
生ぬるく蠢く絶望という名の檻が
輪郭を得て戦慄く
寂しさも優しさも全部棚に上げたら
後は縋りつく掌をそっと撫でて
受容してやればいい
傷つけてきた数だけ
傷ついてやればいい
先送りにして逃げた
いつかの答えを
出せなかったツケを今
利子付けで喰らう
ごめんな と呟いても
答える者はいない
ほんの少し足元を見ればいい
笑っちゃうような深淵が
ぽっかりと口を開けて待っている
生ぬるく蠢く絶望という名の檻が
輪郭を得て戦慄く
寂しさも優しさも全部棚に上げたら
後は縋りつく掌をそっと撫でて
受容してやればいい
傷つけてきた数だけ
傷ついてやればいい
先送りにして逃げた
いつかの答えを
出せなかったツケを今
利子付けで喰らう
ごめんな と呟いても
答える者はいない
2008-01-06 [Sun]
時々、馬鹿げているとは知りながらも
「俺はもう死んでいるのかもしれない」と考える
此処にあるのは魂だとか思念だとかそんな呼び方をされている彼で
本当の俺はと言えば、此処に辿り着く何処かの過程に置き去りにされているのだと
けれども其れと本物の俺の間には
人と猿ほどの違いもありはしないから
俺は落っことしてきたという事実に気づけないのだ
例えば今この瞬間が夢だとして
誰がそのことを親切にも教えてくれようか
何から何まで一つ残らず其れの支配下にあって
八方塞がりもいいところなのに
そもそも俺自体が
大人だとか子どもだとかそんな単純なラベルでさえ認めないような
よく分からないモノで出来ている
だから結局
嘘も本当も
夢も現実も
この脳が判を捺すままに信じてきたのだ
それを今更疑うなんて出来るわけがない
そもそも疑うという行為自体が
当の脳無しには成り立たないのだから不毛この上ない
つまり俺は騙されているかもしれないという吐き気を催す様な気分の悪さを抱えたまま生きていくしかないのだ
「俺はもう死んでいるのかもしれない」と考える
此処にあるのは魂だとか思念だとかそんな呼び方をされている彼で
本当の俺はと言えば、此処に辿り着く何処かの過程に置き去りにされているのだと
けれども其れと本物の俺の間には
人と猿ほどの違いもありはしないから
俺は落っことしてきたという事実に気づけないのだ
例えば今この瞬間が夢だとして
誰がそのことを親切にも教えてくれようか
何から何まで一つ残らず其れの支配下にあって
八方塞がりもいいところなのに
そもそも俺自体が
大人だとか子どもだとかそんな単純なラベルでさえ認めないような
よく分からないモノで出来ている
だから結局
嘘も本当も
夢も現実も
この脳が判を捺すままに信じてきたのだ
それを今更疑うなんて出来るわけがない
そもそも疑うという行為自体が
当の脳無しには成り立たないのだから不毛この上ない
つまり俺は騙されているかもしれないという吐き気を催す様な気分の悪さを抱えたまま生きていくしかないのだ
2007-12-19 [Wed]
引き摺り出して淘汰してみてよ
俺がよく眠れるように
もっと深くまで踏み倒してみてよ
二度と塞いだり出来ないように
飼い慣らして
足音をたてて
この不憫な檻に触れてみてはくれないか
突き放して
手を伸ばして
虚勢など引き剥がして欲しいんだ
俺がよくその眠れるように
二度と塞いだり出来ないように
世界は優しいと
欺瞞じゃなく教えて
俺がよく眠れるように
もっと深くまで踏み倒してみてよ
二度と塞いだり出来ないように
飼い慣らして
足音をたてて
この不憫な檻に触れてみてはくれないか
突き放して
手を伸ばして
虚勢など引き剥がして欲しいんだ
俺がよくその眠れるように
二度と塞いだり出来ないように
世界は優しいと
欺瞞じゃなく教えて
2007-11-23 [Fri]
高いような、それでいて低いような
そんな奇妙な悲鳴をあげている
嚥下と吐瀉を繰り返すだけの日々に
嫌気がさしたのだろうか
生温い体温を抱えて
足下から軋む
円状の線を這って
真冬の中を駆けていく
君の帰る場所を
俺は知らない
そんな奇妙な悲鳴をあげている
嚥下と吐瀉を繰り返すだけの日々に
嫌気がさしたのだろうか
生温い体温を抱えて
足下から軋む
円状の線を這って
真冬の中を駆けていく
君の帰る場所を
俺は知らない