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朧月
徒然ト、目に映ル物・思フ事。結構な確立でネガティブなのはご愛嬌。
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2024-11-23 [Sat]
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2006-08-28 [Mon]
何もかも カエレナイってぶちまけてみせてよ

「いつか」は希望とは限らないって
自分で言ってて虚しくなる

あなたの優しさを
俺は無駄にしてばかり
俺が変わらなきゃ
何が違ったって一緒なのに

もう 疲れてしまったから
どうか諦めさせてほしい
受け取ってきた期待は
俺には重すぎたんだ

激しい雨が降って
声も届かないくらい
そのまま夜になって
後ろさえ見えないくらいの闇で
手探りで明日を探すから
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2006-08-09 [Wed]
紙切れの月 ブリキの星
強い風が雲を呼んだ

部屋に溜まった憂欝を
さらっていく
絡まっては解けてゆく
透明な波

曇天の夜は明るく
僕は溶けられなくなる
風は強くとも
やはり優しいのだ
それは雨と似ている
2006-08-03 [Thu]
つまりは他愛のないようなこと
明日の使い道とか
君の誘い方とか
拙い言葉で伝えたいこと

名前も知らない約束は
最後に君を笑わせる呪文
退屈をかなぐり捨てて
今日の魔法が終わる

君の手が掴む糸
僕の指が撫でる歌
見上げた空にアゲハ蝶ヒラリ
2006-07-28 [Fri]
意味のないことが
朗々と響いて
果てが見えない
ニルヴァーナとて
本当は安息でなどないのだろう

閉塞感に苛まれ
徒労感に沈むこの思いは
宙を漂って
凛と咲いた灰色の花はまるで
脱け殻のようだね

ループの果てに
堕ちていったのは
忘れていた空虚
枯れたこの手の平に
夜の太陽が溶けた

ただ悲しだけの
連鎖は
葬送と再生を映し
月の雫と
猫の影
泣いたのはいつかの僕か

ラインをひき直したら
虚しさは海に帰そう
嘘つきな左手に
鋭利なナイフを重ねて
望むなら
惜しむことない愛をあげよう

狂いそうなくらい君は
優しいから
間違えたって消えたいなんて言わないで

計算ずくのリアルも
不確かな欲望も
このまま どうか容さないで
 
永遠が欲しいなら
手を放せばいい
明日なんて掴めないから
最期の鐘が鳴るときには
きっと僕ら笑ってる
 
勇敢な昨日
目をそらす僕は
見えない何かを探して
終幕を懐う

選ばれることのない
今という檻で
もう少しだけ
世界の淵を眺めていたい
少しだけ・・・
2006-07-25 [Tue]
「人は生きていくために自然と〈共存〉しなければなりません」

わざわざ教えられなければ、こんなことさえ僕らは出来ない。

だけど勘違いしてない?
「自然を大切に」なんて偽善者面は要らない。
 
〈共存〉とは滅びない程度に食らうこと
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