2010-03-28 [Sun]
「できない」
だなんて、嘘だろう?
知ってるかい?
「できる」って実は完了形なんだぜ。
例えば、
ある行為を行うために
10の手順があるとして、
10すべてを終えられなければ、
「できる」だなんて言えないだろう。
いつだって、何だって
完遂して初めて僕たちはcanなんだ。
だから
現在の僕や君に
「できない」
だなんて相応しくない。
本当はやりたくないだけ
知ってるんだろう?
(それでも無理なら、一緒に泣いてあげる。そしたらもう忘れなよ。)
だなんて、嘘だろう?
知ってるかい?
「できる」って実は完了形なんだぜ。
例えば、
ある行為を行うために
10の手順があるとして、
10すべてを終えられなければ、
「できる」だなんて言えないだろう。
いつだって、何だって
完遂して初めて僕たちはcanなんだ。
だから
現在の僕や君に
「できない」
だなんて相応しくない。
本当はやりたくないだけ
知ってるんだろう?
(それでも無理なら、一緒に泣いてあげる。そしたらもう忘れなよ。)
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2010-01-27 [Wed]
さて、存外ゆるゆると生きている自分に気付いたが
これは喜ぶべきでいいのだろうな。
グダグダのあとには
ダラダラがくる。
持久力がないから、ずっと悩んではいられないのです。
とりあえず、
文庫本とコーヒーがあれば満足。
千円かからない幸福、
なんとリーズナブルな。
とは言ってもまぁ、
普段から別に何も求めちゃいないから、
満足もへったくれもないのだが。
落胆しないコツは、
期待しないことだ。
簡単かつシンプル。
約束間違われても
お金がなくても
「まぁ、いいか」で大体のことは片付いてしまう。
今すべきはただ、目の前のコーヒーを楽しむことだけ。
お供はヘッセのメルヒェンです。
これは喜ぶべきでいいのだろうな。
グダグダのあとには
ダラダラがくる。
持久力がないから、ずっと悩んではいられないのです。
とりあえず、
文庫本とコーヒーがあれば満足。
千円かからない幸福、
なんとリーズナブルな。
とは言ってもまぁ、
普段から別に何も求めちゃいないから、
満足もへったくれもないのだが。
落胆しないコツは、
期待しないことだ。
簡単かつシンプル。
約束間違われても
お金がなくても
「まぁ、いいか」で大体のことは片付いてしまう。
今すべきはただ、目の前のコーヒーを楽しむことだけ。
お供はヘッセのメルヒェンです。
2009-11-09 [Mon]
起きるより眠る方が楽で困る
進むより止まる方が楽で困る
生きるより死ぬ方が楽で困る
そんな事ばかり考えている
本当、困るね。
2009-11-03 [Tue]
夢とは奇妙なものだ。
夢だから起こり得ること、
夢だから許されること、
そんな諸々のこと。
そして、
夢だから確かめられることも、ある。
-―――――――――――――――――――――――――――――
何もかもが燃えてしまって、
誰も彼もが途方に暮れていた。
焦げ付いた建物の黒、剥き出しの鉄骨は
まさに亡骸と呼ぶに相応しくて、
俺は大袈裟にも世界の終わりを想像していた。
どれ程の間立ち尽くしていたのか、それは今となってはもうわからない。
けれど、不意に
“嗚呼、いけない。
大切なものを、あの場所に忘れてきてしまった。とても大切な…”
そう、思いだした。
だから、瓦礫の中を踏み分けて歩いた。
未だ僅かに漂っている煙も
いっそ無様なだけの日常の残骸も
気にはならなかった。
そうして、辿り着いたのは微かに見覚えのある部屋。
そこにはもう壁と呼ぶべきものさえ存在してはいなかったけれど、
何か懐かしい気配のようなものが横たわっているような気がした。
かつて部屋であった場所、いつか生きていた空間
もう何であったかも解らなくなってしまったガラクタの中、
「大切なもの」を探していた。
やがて、指先が煤で黒く染まる頃
冷たい何かが手のひらに触れた。
見るまでもなかった。
探していたのはこれだって、指先が覚えていたから。
焔に焼かれて溶けかけた外殻、薄汚れたディスプレイ
記憶の中のそれとは随分違ってしまったけれど
しかし、それは紛れもなく
「Walkman」だった。
-――――――――――――――――――-――――――――――――
そんな夢。
夢の中でさえそんなものに縛られている俺を、
君は笑うのかな?
だけど、それでもなお流れたメロディに
俺はひどく安堵したんだよ。
眩暈がしそうな都市の亡骸の間でも
気がふれそうな廃人の群れの中でも
たった数センチの箱とコードで俺は救われる。
もしかしたら、
そんな異常な俺の正常に
君は泣くのかも知れないね。
夢だから起こり得ること、
夢だから許されること、
そんな諸々のこと。
そして、
夢だから確かめられることも、ある。
-―――――――――――――――――――――――――――――
何もかもが燃えてしまって、
誰も彼もが途方に暮れていた。
焦げ付いた建物の黒、剥き出しの鉄骨は
まさに亡骸と呼ぶに相応しくて、
俺は大袈裟にも世界の終わりを想像していた。
どれ程の間立ち尽くしていたのか、それは今となってはもうわからない。
けれど、不意に
“嗚呼、いけない。
大切なものを、あの場所に忘れてきてしまった。とても大切な…”
そう、思いだした。
だから、瓦礫の中を踏み分けて歩いた。
未だ僅かに漂っている煙も
いっそ無様なだけの日常の残骸も
気にはならなかった。
そうして、辿り着いたのは微かに見覚えのある部屋。
そこにはもう壁と呼ぶべきものさえ存在してはいなかったけれど、
何か懐かしい気配のようなものが横たわっているような気がした。
かつて部屋であった場所、いつか生きていた空間
もう何であったかも解らなくなってしまったガラクタの中、
「大切なもの」を探していた。
やがて、指先が煤で黒く染まる頃
冷たい何かが手のひらに触れた。
見るまでもなかった。
探していたのはこれだって、指先が覚えていたから。
焔に焼かれて溶けかけた外殻、薄汚れたディスプレイ
記憶の中のそれとは随分違ってしまったけれど
しかし、それは紛れもなく
「Walkman」だった。
-――――――――――――――――――-――――――――――――
そんな夢。
夢の中でさえそんなものに縛られている俺を、
君は笑うのかな?
だけど、それでもなお流れたメロディに
俺はひどく安堵したんだよ。
眩暈がしそうな都市の亡骸の間でも
気がふれそうな廃人の群れの中でも
たった数センチの箱とコードで俺は救われる。
もしかしたら、
そんな異常な俺の正常に
君は泣くのかも知れないね。
2009-08-19 [Wed]
思い出してみれば、いつもこうだったよね
あの頃だって、ずっと。
どこまでいったって、僕等は平行線。
どんなやり方を選んだとしても
「きっと何も変わらなかった」
そうだね、君の云う通り。
たぶん、確かに。
君は逃げてばかりで
僕は立ちつくしたままで
二人の間に横たわる底の見えない何かに
飛び込む勇気が、僕にはなかった。
僕の独善的な優しさは
君の望むすべてを
ただ、叶えようとしていたから
君の偽善的な強さゆえの
残酷な「拒絶」さえも
ただ、受け入れようとした。
「君は狡いね」
たった三回転の中で、繰り返した独白。
そんな風に
完膚なきまでにボロボロな姿を晒すのなら
僕のこの手も
拒まずに受け入れてくれればよかったのに。
嗚呼、
今にも泣きそうな目で
抱えた痛みを吐きだすのなら
それを溢すまいと駆け回っていた僕を
どうか嗤わないで欲しかった。
(今更、僕に何を願うの?
哀れな君を守りたかった。かつての僕はどこにもいない。)