2009-01-21 [Wed]
ずっと「何にも属さない」ままで居たかったのだろう
ずっと「何でもない」ままで。
そうあることに限界を感じている今。
既に無理なのだと分かってはいる。
ただ諦めきれないだけなんだ
俺はずるくて弱いから。
ずっと「誰かを救いたい」と思っていた
「誰かを守れるくらい強くなれたら」と。
本当はずっと「救われたかった」んだ
他でもない俺自身が。
誰かを救うことが出来たら
どうしようもない自分も
救えるような気がして
ずっと藻掻いていたんだ。
結局のところ、何年経っても
誰も救えないままの俺は
今も未だ
自分さえも救えずにいる
ずっと「何でもない」ままで。
そうあることに限界を感じている今。
既に無理なのだと分かってはいる。
ただ諦めきれないだけなんだ
俺はずるくて弱いから。
ずっと「誰かを救いたい」と思っていた
「誰かを守れるくらい強くなれたら」と。
本当はずっと「救われたかった」んだ
他でもない俺自身が。
誰かを救うことが出来たら
どうしようもない自分も
救えるような気がして
ずっと藻掻いていたんだ。
結局のところ、何年経っても
誰も救えないままの俺は
今も未だ
自分さえも救えずにいる
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2009-01-05 [Mon]
新年明けましておめでとうございます。
おめでたいと言いながら、さっそくメランコリー。
年は新たに廻るのに、この国ってやつは変わりませんね。
まぁ、当然か。
たかが一分一秒で、そう何もかもかわりゃしない。
でも、何千年経ったって変わらない気がするのは消極的すぎなのかな。
RADじゃないけれど、こんな世界なら見たくなかった。
見せたくもない、俺たち一体何を残せるんでしょうね。
ニュースになろうがなるまいが、毎日どこかで人が死んでいる。
それは自然の摂理で、生まれた日からの確約で。
だけど「こんな方法はやだなぁ」って、そんな死が溢れすぎなんじゃない?
天国の門も地獄の門もきっと大忙しだね、開きっぱなしだ。
身近に人の死を感じるたびに思い出すんです。
「生き難いね」と笑っていた彼女のこと
「生きて」と繰り返し歌うたびに思い出す
きっと、どこかでまだ待ってる
また何気なく「元気?」って聞かれるんじゃないかって
「もう会えない」って
何度も反芻したけど
上手くはいかないみたいだ
この鈍い苦しさが
彼女の生きた意味だというのなら
抱えていってもいいと思う
優しすぎた彼女がくれた悲しみごと
たとえその重さに目が眩み、ぐらつく時があろうとも
たとえ今はもう、涙も出ない思い出でも。
2008-12-14 [Sun]
音楽は素晴らしい
音楽は優しい
この小さな箱さえあれば
僕は僕であることを取り戻す
この黒いラインさえあれば
生きていくに十分な希望は届く
他者を拒む僕を
救うのは幾つかのメロディ
ぬるま湯で溺れる僕を
掬うのは朧気なセンテンス
短調も長調も絡み合って響く
クレッシェンドよりも強く
フラットのように軽やかに揺れる
生きているから歌うのではなく
歌うからまだ生きている
音楽に生かされている
音楽は優しい
この小さな箱さえあれば
僕は僕であることを取り戻す
この黒いラインさえあれば
生きていくに十分な希望は届く
他者を拒む僕を
救うのは幾つかのメロディ
ぬるま湯で溺れる僕を
掬うのは朧気なセンテンス
短調も長調も絡み合って響く
クレッシェンドよりも強く
フラットのように軽やかに揺れる
生きているから歌うのではなく
歌うからまだ生きている
音楽に生かされている
2008-11-24 [Mon]
生きているのが厭になった夜の明けた朝
憂鬱な気分を養分とともに噛み下せば
大切な時計の針がズレていた
人生など詰まらないと呟いた夜の次の朝
いつもとズレた電車に揺られながら
初めての味の珈琲を飲んだ
どこかに帰りたいと泣いた夜の過ぎた朝
いつもと同じ音楽を聴いてたら
この町を出て行く夢を見た
どんな夜も
嵐の日も
必ず朝がきて薄日が射す
杞憂は消えなくても
痛みは増すばかりでも
日常は止むことなく続いている
詰まらない自分を乗せて回っている
ふがいない自分に
情けない自分に
いつかはサヨナラを言えるだろうか
何も残さずにいくのなら
ただ優しすぎる人になりたい
憂鬱な気分を養分とともに噛み下せば
大切な時計の針がズレていた
人生など詰まらないと呟いた夜の次の朝
いつもとズレた電車に揺られながら
初めての味の珈琲を飲んだ
どこかに帰りたいと泣いた夜の過ぎた朝
いつもと同じ音楽を聴いてたら
この町を出て行く夢を見た
どんな夜も
嵐の日も
必ず朝がきて薄日が射す
杞憂は消えなくても
痛みは増すばかりでも
日常は止むことなく続いている
詰まらない自分を乗せて回っている
ふがいない自分に
情けない自分に
いつかはサヨナラを言えるだろうか
何も残さずにいくのなら
ただ優しすぎる人になりたい
2008-11-10 [Mon]
誰もいない電車
誰もいない教室
誰もいない街
誰もいない世界
家路を急ぐ群衆に紛れ
溢れる雑音に包まれ
すれ違う誰かと肩をぶつけても
それでも僕は
いつもどこかで孤独を感じていたんだ
君と会うまでは
[P4]
誰もいない教室
誰もいない街
誰もいない世界
家路を急ぐ群衆に紛れ
溢れる雑音に包まれ
すれ違う誰かと肩をぶつけても
それでも僕は
いつもどこかで孤独を感じていたんだ
君と会うまでは
[P4]