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朧月
徒然ト、目に映ル物・思フ事。結構な確立でネガティブなのはご愛嬌。
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2024-11-23 [Sat]
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2008-11-09 [Sun]
ねぇ、知ってる?

「凄くなんてないよ」って謙虚さとは限らないんだよ
少なくとも俺の場合はね
自嘲とか卑下とか
そんな諸々の苦いもので出来ている

賞賛も脚光も
大嫌いだよ
蜂蜜みたいに甘ったるいむず痒さの後に
珈琲よりも苦い悲しみに浸される

ねぇ、知ってたかい?
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2008-11-05 [Wed]
詰まるところ神は存在するのだろう ただそれは、世の有神論者たちが思い描くものとはおそらく違う それはいわゆる自然の総意などと呼ばれるものに類似しており、たとえば偶然や成り行きと呼ばれるようなものだ ただそう成るが為だけにそこに存在しているのであって、神を説く人々が期待しているような作用など有してはいないのだろう 最終的に「救う」「救わない」など誰も預かり知らぬところなのだ ただ、もう一つの持論として自分を救えるのは結局自分以外にはあり得ないのだとも思っている そうなると神とはもはや自ら自身ということもなりかねない 全くもって不思議な話だ

ただ一つ言えるとすれば、やはり神はいるということ
2008-10-24 [Fri]
常識という名の偶像に、つきまとう違和感。
既成概念を疑うことから生まれる多様な現実にこそ、考えることの意義があると思う。

かの人を孤独たらしめるものはいったい何なのか。
彼自身が望まない孤高を押し売りしたのは何の為なのか。
口を開けた深淵は、いつかは閉じて消えていくのか。

人は二つもある目で、いったい何を見ているのだろう。
どうせ大事なことが見えないのなら、「分かった」だなんて言わなければいいのに。

世界はいつだってすべてが「不確定」だ。
人間だけが「絶対」という名の夢を見ている。
2008-10-24 [Fri]
輝きたいとは別段思わないけど
消えたくないとは思うわけ
そうじゃなきゃ自分が分からなくなるじゃない
生まれ落ちた意味も
ここに在る意義も
アンタの一部を証明してあげるから
俺のことも証明してくれないか?
羽も鰭もないからどこにも行けやしないんだ
地を這うしかないのならせめて木陰が欲しいと思う

俺が認知するだけの小さな世界でさえ
解らないことが溢れている
自分すら掴み倦ねたままで一体何が解るというのか
2008-10-24 [Fri]
箱、はこ、ハコ
この世界はどこもかしこも箱だらけだ

ワタシは朝晩走る箱に缶詰めになって移動し
街では巨大な箱がパパを飲み込んでいく
チープな飲食店ではアナタが小さな箱を一心に覗き込み
路上には色とりどりの箱が長い列を作っている
居間ではママが箱の話を熱心に聞いているし
二階ではボクが誰にも言えない悩みを箱にぶつけている

どう考えたってまともなんかじゃないだろう
何故こんなにも箱ばかりが溢れているんだ
人は「ワ」を愛するものだと誰かが言った
あの言葉はたぶん嘘だったのだろう
そうでなければこの現状は
現の夢か
狂気の沙汰か
どちらかなんだろう

22世紀の猫はきっと球体の夢を見ている
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